まのゆうのポケモン日記

ポケモンはサイクル戦

【ポケモンSVシーズン8】純正ランドラッシャジバコサイクル【最高1992 最終1942/718位】

 

目次

 

 

【はじめに】

まのゆうという者です。

シーズン8、お疲れ様でした。今期は新環境ということでモチベーションもそこそこあり、シーズン5振りにポケモンに取り組みました。

実力も準備も足らず目標にしていた結果には届きませんでしたが、反省と振り返りを兼ねて簡単に書き残しておきます。

以下常体。

 

【使用した並び】

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【コンセプト】

・サイクル戦を楽しむ

・サイクルが間に合わない、サイクルで崩せない相手への回答は別で用意する

 

【構築経緯】

S5環境で眼鏡イーユイ+欠伸ニンフィアという並びを軸にレート2000を達成し、自分の中で「高火力エース+対面操作クッション」という並びが勝ち筋が分かりやすく且つ試合を組み立てやすいと感じたため、今期もそのコンセプトで軸になるポケモンを探すところからスタート。

しかしS8環境におけるエースポケモンがなかなか決まらず、とりあえずエース枠を後回しにして水ウーラオス、パオジアン、カイリュー等を始めとした強力な物理アタッカーに後投げできるクッション枠としてヘイラッシャを採用。

ヘイラッシャを使っていて重かったサンダーレボルトに対抗できる電気無効枠として雑に入れた霊獣ランドロスとハバカミツツミを流すために入れたチョッキジバコの3体の並びの使用感が良く、この時既に終盤に差し掛かっていたこともあってエース枠を探すこと・上を目指すことを諦め今期はサイクル軸を使おうと思いこの3匹を軸とした。

3匹の並びでキツい相手としてディンルーが挙げられ、汎用性がある裏エースとして眼鏡ハバカミを採用。

ここまでで催眠と受けループに対して無力だったため、単体性能が高いカイリューサフゴを採用した。

 

【個体紹介】

ヘイラッシャ@ゴツゴツメット(フェアリーテラス)

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特性:天然

実数値:257(252)-120-183(252)-×-86(4)-55

調整意図

◇物理方面意識でHBぶっぱ、端数D

ウェーブタックル/欠伸/眠る/寝言

超耐久ナマズカイリュー、ウーラオス、パオを受ける枠として多くの試合に投げた。メインウェポンのウェブタ、対面操作を行うための欠伸までは確定で、残飯だと過労死させてしまうことが多かったので眠る寝言を採用した。寝言による運要素が絡むが、ゴツメと合わせて置物になることはあまりなかったので困らなかった。身代わり持ちや挑発持ちに破壊されることがしばしばあったので、構築単位で回答を用意できればもっと強い動かし方ができたのかなと思う。

選出率1位(86%)

 

霊獣ランドロス@拘りスカーフ(飛行テラス)

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特性:威嚇

実数値:165(4)-215(244)-111(4)-×-101(4)-143(252)

調整意図

◇ほぼASぶっぱ(過去作の流用個体、調整意図不明)

地震/テラバースト/岩雪崩/蜻蛉返り

サイクルパ御用達のオッサン。先発に投げても終盤の抜きエースとしても強かった。技はメインウェポンの地震&テラバ、対面操作できる蜻蛉までは確定で、ワンチャンを残せる岩雪崩を採用していた。この環境では動きにくいと思い敬遠していたが、威嚇、地面無効、電気無効とサイクルを回す上で欲しい要素を兼ね備えていることや数値によるスペックの高さは健在で、まだまだやれると感じた。

選出率3位(54%)

 

ジバコイル@突撃チョッキ(水テラス)

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特性:アナライズ

実数値:175(236)-×-135-176(76)-135(196)-80

調整意図

◇C…無振りハバカミをラスカノで確定

◇HD…H16n-1、余りD

10万ボルト/ラスターカノン/テラバースト/ボルトチェンジ

特殊受けクッション。過去シーズンで使っていた個体をそのまま使用した。HDに振り切ったり水テラバを抜いてベビーボンバーを入れたりしようか悩んだが、時間が無かったのでそのまま使っていた。ハバカミやツツミ、サフゴに対してはある程度やれると思ったが、有限サイクルであることと弱点がメジャーなことから汎用性はあまりなく、役割対象が選出されなかった時に腐りがちな点が難しいと感じた。

選出率2位(60%)

 

ハバタクカミ@拘り眼鏡(フェアリーテラス)

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特性:古代活性

実数値:147(132)-×-76(4)-170(116)-156(4)-205(252)

調整意図

◇S…ミラー意識で最速

◇HB…A156珠ミミッキュの影打ち最高乱数切って耐え

◇C…テラスムンフォでH振りのディンルー確定くらい

ムーンフォース/シャドーボール/サイコショック/ハイパーボイス

特殊裏エース。上記3体ではディンルーが重いので、汎用性がある特殊アタッカーとして採用した。技はムンフォシャドボまでは確定、ショックはドオーやミラーに対して撃つ枠として採用し、ラストはラッシャが身代わりを強く誘うのでその回答としてハイボを入れた(実際に撃つことはなかった)。初手のディンルー対面は積極的にテラスを切っていたが、相手のテラスやチョッキで切り返されて不利展開を取る事が多かったので、あまり強い動かし方ができず申し訳なく思う。

選出率4位(48%)

 

カイリュー@ラムの実(飛行テラス)

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特性:マルチスケイル

実数値:167(4)-204(252)-115-×-120-132(252)

調整意図

◇火力を求めてASぶっぱ

テラバースト/地震/竜の舞/アンコール

今作最強ポケモン。普通の飛行テラバラムカイリュー、特に言うことはなく無難に強かった。テラスを切らないと性能がガタ落ちするため、選出によっては若干動きにくさも感じた。

選出率5位(36%)

 

サーフゴー@隠密マント(格闘テラス)

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特性:黄金の身体

実数値:189(212)-58-116(4)-187(132)-113(12)-123(148)※A0個体

調整意図

◇S…準速ガッサ抜き

◇残りHC調整

※S6で結果を残されていた方の調整をそのままお借りしたが元記事に調整意図が書かれていなかったため不明

シャドーボール/気合い玉/悪巧み/自己再生

キョジオ絡みのサイクルや受けループへの回答として採用。サフゴを瞑想ラッキーやハピで受けている受けループに対しては非常に強く、選出する機会はあまり多くなかったが活躍してくれた。

選出率6位(10%)

 

【基本選出】

◇ランドラッシャジバコ

基本。カイリューサフゴパオラオス@2の様な構築にはこの選出をしていた。

 

◇ハバカミラッシャジバコ

基本その2。ディンルー入りにはこの出し方をしていたが、あまり勝てなかったので改善点。

 

◇ハバカミカイリューサフゴ

受け回してくる構築に対して。テラスの切りどころが難しかった。

 

【結果】

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最高 1992 最終1942/718位

219戦127勝92敗 (勝率57.9%)

 

【後語り】

苦しい中でなんとか2000チャレまでは行きましたが、結局勝ちきれなかったのでやはり悔しいです。ポケモンの悔しさはポケモンでしか晴らせないと思うので、次は勝ちます。

 

𝑺𝑷𝑬𝑪𝑰𝑨𝑳 𝑻𝑯𝑨𝑵𝑲𝑺

シーズンを通して構築相談に乗ってくれたG君、K君

対戦してくださった全ての皆様

 

ご質問、ご指摘等あればX(@manoyu_poke)まで

【ポケモンSVシーズン5】爆発四散イーユイニンフィア【最高最終2001/442位】

 

目次

 

 

【はじめに】

初めまして、まのゆうという者です。

シーズン5、お疲れ様でした。今期はずっと目標としていたレート2000を達成することができたので、記念として構築記事を書きたいと思います。

構築の完成度としてはあまり高くはなく、初めての構築記事なのでいろいろガバガバな部分もあると思いますが、最後まで読んで頂けると幸いです。

以下常体。

 

【使用した並び】

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【コンセプト】

・クッション枠の対面操作から有利対面を作り眼鏡イーユイの火力を押し付ける

・受けが間に合わなさそうな相手には対面的な選出で殴り勝つ

 

【構築経緯】

1.シーズン序盤いろいろなポケモンを使ってみた中で、相手のイーユイの火力が凄まじくこのポケモンを受けることが難しいと感じ、相手のサイクルに対して最大限負荷をかけられる眼鏡イーユイを採用。

2.眼鏡イーユイの火力を押し付けるために欠伸による対面操作が有効だと考え、且つ四災の影響で悪タイプ及び格闘タイプが増えると思い、欠伸が使えて上記2タイプに強く出れそうな欠伸ねがまもニンフィアを採用。

3.イーユイニンフのサイクルで疲弊した相手を一掃するスイーパーとして神速カイリューを採用し、この3匹を軸とした。

4.ニンフィアで受けられないマリルリやガッサへの受け駒且つリフストで対面操作もできる脱出パックモロバレルを採用。

ここまでで相手のイーユイやドクガが重く、受け駒を増やすことも考えたがこれ以上受けを増やすと選出のパワーが落ちると考え、サイクルが回せなさそうな相手には対面的な選出で戦う方針にした。

5.甘えるハバカミに対してカイリューが無力なので、カイリューの代わりに出せる汎用性の高い詰め駒且つ対面性能の高いポケモンとしてミミッキュを採用。

6.ラストの枠は対面選出で強いポケモンを求めていろいろ模索したが、結果的に襷パオジアンを採用。

 

【個体紹介】

イーユイ@拘り眼鏡 (炎テラス)

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特性:災いの玉

実数値:131(4)-×-100-187(252)-140-167(252)

調整意図

◇火力と同速意識でCSぶっぱ、端数H

オーバーヒート/火炎放射/悪の波動/鬼火

超火力脳筋金魚。炎テラス眼鏡オバヒはD方面に薄いハピの受け出しを許さない火力であり、使っていて楽しいポケモンだった。反面耐久もSも高いわけではないので、サイクルを回す際は注意が必要だった。技は最高打点のオバヒ、一致安定打点の放射・悪波までは確定で、ラストは試験的に鬼火を入れていた。この枠は開拓の余地があると思うが、物理アタッカー相手に鬼火を入れてサイクルを楽にしたり裏の起点にするルートを取れたりと、結果的に正解だったと思う。耐久調整を施すことも考えたが、対面操作で有利対面を作って殴るというコンセプト上あまり必要性を感じなかったのでCSぶっぱのまま使い続けた。本構築の軸にしてMVP。

選出率1位

 

ニンフィア@食べ残し (水テラス)

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特性:フェアリースキン

実数値:202(252)-×-128(252)-130-151(4)-80

調整意図

◇物理耐久意識でHBぶっぱ、端数D

ハイパーボイス/欠伸/願い事/守る

クッション枠その1。テンプレブラッキーに近い運用をしたかったため、技構成はこれで完結していると思う。欠伸による対面操作に加え、願い事を絡めることでイーユイの耐久を擬似的に引き上げることができるのが強かった。初めはツツミの水テラスドロポンを2耐えするまでDに回していたが、物理耐久がギリギリだったため全てBに回した。ハイボの圧力により身代わりを張られることは少なかったが、フェアリー半減+身代わりに対しては隙を見せること・物理受けとしては数値が足りていないこともあり難しさも感じた。

選出率2位

 

カイリュー@ラムのみ (ノーマルテラス)

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特性:マルチスケイル

実数値:167(4)-204(252)-115-×-120-132(252)

調整意図

◇火力と同族意識でASぶっぱ、端数H

神速/地震/竜の舞/アンコール

今作最強ポケモン。当初は基本的に後発で投げることを想定しており、ステロ阻害できるポケモンがいないためHAベースの厚底ブーツで使用していた。が、甘えるハバカミが多すぎて動きにくさを感じたため、スイーパーとしての役割は別のポケモンに担ってもらい、対面的な選出をする際の安定した先発枠として流行していた飛行テラバラムアンコール型に変更し使っていた。相手がアンコールをケアしてくる事が多く、最終日付近に竜舞とアンコールを両採用したら強いのでは?と思いこの技構成にしたが、使用感はなんとも言えなかったためもっと強い動かし方ができたと思う。

選出率4位

 

モロバレル@脱出パック (水テラス)

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特性:再生力

実数値:219(236)-×-121(156)-105-115(116)-50

調整意図

◇再生力の効率を考えH3n、残り耐久指数が高くなるように(どこかで拾った調整だが覚えてない)

リーフストーム/ヘドロ爆弾/イカサマ/キノコの胞子

クッション枠その2。ガッサ・マリルリへの回答、どくびし回収、水の一貫切り(主にイルカマン意識)など、様々な役割をこなしてくれた。シーズン途中飛行テラバカイリューが重すぎたためHBサーフゴーと入れ替えたりもしたが、結局サフゴでもラムには対応できてないと思いバレルに戻した。基本的に後ろに置いて受け出しからアタッカーに繋ぐが、構築全体でカイリューへの受け出しが効かないため先発にバレルを投げてカイリュー対面でテラスを切りリフストでマルスケを割りながらイーユイを着地させるという動き方もした。追加効果の能力ダウンで何もせずに帰ってきたりリフスト外し等下振れ要素もあったが、仕事はしてくれたと思う。

選出率:5位

 

ミミッキュ@命の珠 (フェアリーテラス)

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特性:化けの皮

実数値:131(4)-156(252)-113(100)-×-126(4)-135(148)

調整意図

◇HB…A172パオの氷柱を皮ダメ込みで確定耐え

◇A…火力を求めて特化

◇S…最速70族抜き(ガッサ意識)

じゃれつく/影打ち/呪い/痛み分け

詰め枠+対面枠。技は対面性能を意識してじゃれ影打ち、ラッシャ等の耐久を崩すために呪い痛み分けを採用した。特に言うことはなく、無難に強かった。パオジアン意識で耐久に少し回したが、怯まされると襷パオには打ち負けるため、調整が活きたと感じる場面はあまり無かった。素直にASに振り切っても良かったのかなと思う。

選出率3位

 

パオジアン@気合いの襷 (ゴーストテラス)

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特性:災いの剣

実数値:155-172(252)-101(4)-×-85-205(252)

調整意図

◇火力と同速意識でASぶっぱ、端数B

氷柱落とし/噛み砕く/聖なる剣/不意打ち

諸説枠。チョッキディンルー、命懸けコノヨザル、ブーエナハバカミなど色々試したがしっくり来ず、時間が足りずに構築が纏まりきらなかった。この枠に上手くハマるポケモンを見つけられるともっと安定して勝てるようになると思う。

選出率6位

 

【基本選出】

◇イーユイ+ニンフ+カイリューorミミッキュ

基本。クッションを絡めてイーユイの火力を押し付けていく。ニンフを先発に投げることが多かった。

◇イーユイ+バレル+カイリューorミミッキュ

相手にマリルリやガッサが見えたとき。基本的な動きはイーユイニンフのときと変わらないが、バレルから入ってイーユイを着地させる動きをもっとしても良かったかなと思う。

カイリュー+ミミッキュ+イーユイorパオジアン

対面的に殴り合う選出。ドクガやイーユイ等受け出しが効かなそうなポケモンがいたらこの選出にしていた。

 

【結果】

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最高最終 2001/442位

260戦148勝112敗 (勝率56.9%)

 

【後語り】

構築自体の完成度にはあまり満足していませんが、SMで本格的に対戦を始めた頃からずっと目標としていたレート2000を達成できて素直に嬉しいです。いろいろ遠回りもしましたが、やっぱりポケモンというゲームは面白いなと思いました。諦めないで良かったです。

 

𝑺𝑷𝑬𝑪𝑰𝑨𝑳 𝑻𝑯𝑨𝑵𝑲𝑺

ポケモンの輸送など色々手伝ってくれたG君

シーズンを通して構築相談に乗ってくれたK君

対戦してくださった全ての皆様

 

ご質問、ご指摘等あればTwitter(@manoyu_poke)まで